0.2歳 娘チョモちゃん 【入眠部】眠れなくなった娘が生後2か月で一人で寝れるようになるまで
眠らなくなった娘チョモちゃん
生まれてからベビーベッド
ベビーベッドを借りる
娘の誕生に合わせて、友人からベビーベッドをお借りしました。
お布団にして一緒に眠るか?と色々、迷いましたが、大人と一緒に眠ることでのリスクもあるとのこと。
- やわらかいお布団に顔が沈んで窒息
- 大人が踏みつぶしてしまう
- ベッドなどであれば落下
そんなことを心配するくらいなら、ベビーの専用の寝床があったほうが良いな~と。
レンタルでも1年間で1万ちょっと。借りても良いねと言っていたところ、夫の友人が貸してくれると渡りに船。
娘ベビーベッドですやすや
カトージのベビーベッド。
生まれたての50cmの娘には広々としていました。
4月になったばかり。
まだ、少し寒い時期だったのでアフガンにくるんだまま授乳(ミルク)。
飲み終わるころには娘もうとうと。
アフガンのまま抱えてベッドへGO!背中スイッチ対策もばっちり。
そのまま3時間~6時間ぐっすりすやすや眠っていました。
お宮参りで実家の母が1週間滞在 添い乳解禁
実家から母参上
娘が生まれて1か月ちょっと。
お宮参りに合わせて母が滞在することに。
私も夫も実家が遠く、どのタイミングがいいかも悩んでこの時期に。
お宮参りは、大安でした。
この1カ月、初めてのことばかりで私自身、疲れもたまってきていました。
母が、食事を用意してくれたり、お掃除してくれたり、洗濯してくれたり通常の家事をしてくれることが大変ありがたかったです。
添い乳のススメ
私の疲れているのを見かねてなのか、母の時代の「普通」なのか。
「コルちゃん!チョモちゃんにおっぱいあげながら、あんたも一緒に寝ちゃいなさいよ!」
添い乳は何となく嫌でしていなかったんですが、そんなに言うなら・・・w
とやってみました。
お~こりゃラクダ。
生後2か月、早くもベビーベッド卒業
チョモちゃんが生まれる前から、夫は「みんなで川の字で寝るの楽しみ~」と言っていました。
生後2か月、沐浴も卒業し、表情も豊かになってきて、体もだいぶしっかりしてきたし、もうみんなで寝ちゃう!?と決めて、大人のベッドで川の字に。
大人のベッドとベビーベッドで距離があった(1mくらいですが)時には、ちょっと泣いてるな~と思っても、しばらく待ってみたら寝言泣きだったということもしばしば。
本当に泣き止まない時だけ、抱っこしたり授乳したり。
同じベッドに寝るとなると、耳の数センチ横で泣き声が聞こえることに。
ベビーベッドのときには様子見をしていた泣き方のときも、つい抱き上げて本当は眠っていたのに起こしてしまったり。
赤ちゃんは生まれてきたばかりで、どんなに小さなことでも大きな刺激になります。
すぐそばで大人の顔や声が聞こえることで、大興奮。
手足が触れて、また大興奮。
それも眠れない原因になっていました。
眠らなくなった娘 うとうとしては泣き叫ぶ ~暗黒のラッコ抱っこ時代~
もともと、がっつり寝のタイプだったチョモちゃんが、だんだんと寝付かなくなりました。
それなら、ラッコ抱っこであやしてあげよう。
眠くなったらそのままそっとベッドにスライドすればいいし。
大人が眠くなったら、最悪ラッコ抱っこしたまま寝たらいいし。
最初は、ラッコ抱っこでトントンしてあげると数分で寝ていましたが、
数日後、、、、
寝ない。寝てもすぐに目覚める。泣き叫ぶ。
うとうと→泣くを繰り返すように。
もともと、あーあーとおしゃべりしたりニコニコ笑ったり機嫌がよかったのが嘘のよう。
いつでも泣いている赤子になってしまいました。
更に、普通にベッドに寝かそうとすると、ラッコ抱っこされるまで泣き止まなくなり、かといってラッコ抱っこで熟睡もできず。
うとうと→泣くの暗黒のスパイラルに沈んでいったのでした。
家族全員寝不足イライラ
一晩中眠れない
ラッコ抱っこをずっとするのも大人も負担で、添い乳を発動してみたり、夜中3時の街を抱っこ紐で徘徊してみたり。
子供が寝られない=大人はもちろん寝られない。
なぜなら子供は大人が寝かせてあげないと寝られないものだから、と思っていました。
それで、頑張ってあれこれ寝かせよう寝かせようと手を変え品を変え・・・
数時間ラッコ抱っこでトントンをして、午前1時。
やっと寝た~!
と、思ったら飲み会帰りの夫。
娘泣く・・・・・
ふと気づけば、チョモちゃんも私も1週間まともに寝ていない・・・
笑顔もなくなる
またまた、ふと気づけば1日1回もチョモちゃんが笑っている顔を見ていないという日が。
あんなにご機嫌だったベイビーは一体どこ行った!?
添い乳解禁~ベビーベッド卒業~1日笑顔がなくなるまで、2週間くらいの出来事です。
『赤ちゃんだからしょうがない』・・・ではないはず!
これはおかしいのではと考える
そもそもベビーベッドのときは、よく寝ていたのです。
てことは、今がおかしいのでは・・・
いつからおかしいのか?
添い乳の頃から、眠っていても乳を探すように→眠りが浅くなっている?
大人ベッドで、興奮して明らかに眠れなくなっている。
ラッコ抱っこで朝まで熟睡しているところなんて、1回も見たことない。
この2週間でやってきた睡眠に関する選択がすべておかしい気がします。
じゃあ、もとに戻せばよいのか、というと、
断乳のときにも思ったんですが、子供のため(と思って)一度始めたことをやめるのは難しいです。
チョモちゃんはラッコを求めている!やめるのはかわいそうだ!という思考回路です。
かといってこのままで良いとも全く思えません。
どうしたらいいのかを考える
それからは、携帯で調査調査調査→夫と相談相談相談相談
「赤ちゃん 寝ない」「赤ちゃん すぐ起きる」などのキーワードでとにかく毎日調べまくりました。
色々な人々が、いろいろな経験談や研究結果を紹介していたりしました。
その中で参考にしたりしたこと。
刺激をなくす
前述もしましたが、
赤ちゃんにとっては、新しい世界であり何でも刺激になります。
一緒に眠ることで、
ママの顔が近くに見える!キャー!
パパの腕が当たった!キャー!
パパの歯ぎしりが聞こえる!キャー!
みたいな興奮状態になっていると。
- 興奮のモト(=大人ベッドで川の字)を取り除くと入眠しやすくなるのでは。
- ラッコ抱っこで一晩中さわり続けているなんて・・・もってのほか!
ネンネトレーニング
ジーナ式、泣かせないネントレ・・・
赤ちゃんが一人で寝られるようになるというトレーニングです。
トレーニングの詳細内容は書籍を参考にして頂いたほうが良いとおもいます。
とにかく、赤ちゃん自身の眠るスキルを高める・・という方法です。
「子供は大人が寝かせてあげないと寝られない」なんてことはなく、みんな生まれながらに自分で寝る力があるはずです。
親のほうが、子供は自分では寝れないと信じて、色々先回りしてやってしまっているのではないでしょうか?
原始時代に、寝かしつけなんてやってたでしょうか?(知らないけど・・・)
- 子供が自力で眠るのを待つ。
- 1人で眠れる環境を作る。ただし、放置ではなく見守ること!
生活リズムを整える
日中は短い眠りを繰り返し、夜はぐっすり長時間眠るようにするには、生活のリズムを整えることが大切です。
朝は、早めに起きて日の光を浴びる。
昼は、音楽を聴いたり、話掛けたり、にぎやかに過ごす。
夜は、お部屋を暗くしてお休みなさいと言う。
そのほかにも、毎日、食事(授乳)の時間やお風呂の時間を同じ時間にすると段々と整ってきます。
- 毎日同じリズムで生活する。
起きていられる時間
赤ちゃんは起きていられる時間が決まっています。
2か月の子で1回あたり40分くらい。
それを超えて起きていると、大人で言う徹夜のハイテンションになって眠れないと。
その時間帯が把握できると、眠くなるちょっと前に眠る準備を始めることが出来ます。
- 赤ちゃんは長時間起きていられない。
睡眠と食事の分離
色々な考え方はあると思いますが、添い乳は新生児のときには有効だと思います。
乳腺が開いていないので、赤ちゃんに絶えず吸ってもらうことによって、「おっぱいの出が良くなる」という状態になっていくと思います。
ただし、それを繰り返すことによって、授乳なしでは眠れなくなります。
授乳しながら寝るのは、赤ちゃんにとって甘いものを飲みながら、満腹になって気持ち良いことだからです。
その先にある断乳も考えると、睡眠と食事(授乳)は同時にしてもいいことはないような・・・と思いました。
- 睡眠と紐づかないタイミングで食事を与える(授乳する)。
- 添い乳、廃止。
モロー反射対策
生後4か月くらいにはなくなると言われていますが、モロー反射。
びくっとして両手をバッと挙げてバンザイ!
本当にかわいいですが、寝入りばなにモロー反射→起きる・・・
眠るときはモロー反射を封じたいです。
- おくるみで手足の動きを封じこめる。
入眠部結成!チョモちゃんの眠り(と家族みんなの眠り)を取り戻せ!
入眠部結成
部長コルちゃん、部員チョモちゃんで入眠部を結成しました。
状況は逐一会長であるジルさん(夫)に報告して。
目標は、
- チョモちゃんが一人でぐっすり眠れること!
- ご機嫌ベイビーに戻ること!
実際、やっていったこと
色々と調査したことは、結局全部やっていきました。
先人たちの知恵は本当にありがたいですね・・・
眠りは自分の力で。
今までやっていた「寝かしつけ」を全部廃止しました。
最初の日は中々寝なかった・・・ですが、1時間も泣き続けて突然コテンと眠りました(途中何度も励ましにはいっていますが、抱っこなどはせず)。あっけなかったです。そして信じられないくらいこんこんと熟睡していました。
これまで、散々10分とか30分とかで起きてきていたのに。数時間まとめて寝ていました。
次の日は、もっと早くなって、その次の日はもっと・・・
これは、一緒に暮らしている家族がいれば、その家族とよく話しあって一緒にやることが大事です。
1人で、子供が泣いているのを受け止めるのはきついです。
(よく考えたら、つらくて泣いてるんではなく、ただ眠くて泣いているだけだと思いますが、それでも。)
果たして、自分だけでした決定で、こどもの幸せの責任をとれるのか!?とか考えてしまったりしますが、責任は分散されることで心も若干楽になります。
(結局はよく眠れるので幸せになるんですが、結果を先に見ることは出来ないんで。)
あと、何を何のためにしようとしているのか、子供を一人で育てているのでなければ共有するのは当たり前のことだろっていうところもあります。
生活リズムを整える
朝大体5時とか6時には起こして、授乳後、夫と娘で朝の散歩を毎日30分くらいします。
(その間に、私も朝食やお弁当の用意、身支度などが出来ます。)
最初はマンション出たところで寝ちゃったとかもありましたが、だんだん起きている時間が長くなってきて、初めて起きたまんま元気で帰ってきた日は、もうびっくりしました。
決まった時間にお布団に入って寝て、完全に目が覚めてから授乳して、ちょっと遊んでまたお布団入って寝て・・・
深夜の授乳は、薄暗い部屋で一言も発さず、夢かの如く済ませていました。
だんだんと、夜はしっかり寝るようになっていきました。
眠いタイミングでお布団へ
そうやって整ってきて、よく観察していると、確かに起きてから40分くらいでぐずりだしました。あ~、これが眠いサインだったんだなぁと。
今まで、ぐずる=構うってことが多かったんですが、本人的には、ぐずる=眠いだったようです。
ぐずるちょっと前に布団に連れていけるようになって、寝るときには(なぜか)泣くんですが、その後10分くらいですっと眠るようになりました。
抱っこされたりブンブン降り回されていたら中々眠れないですが、いつもの布団に横になってたら、そらもう寝るしかないです。
子供一人部屋
眠りについたらそっとしておいて存分に寝かせたいと思い、子供部屋に一人で寝かせることにしました。
もちろん心配なので、暗視カメラ付きの相互会話もできる監視カメラを設置し、一晩中モニタで監視。ボリュームも寝息が聞こえるくらいの大きさに設定していました。
寝顔もはっきり見えて、むしろ良かったかなと。
赤ちゃんミイラ
モローで起きるのもおくるみでぐるぐる巻きの「赤ちゃんミイラ」にしたら少しは軽減されたようです。
ただ、捲くのが難しくて、結局手足出てモローしてるわってことの方が多かったです。
モローは4か月過ぎたころには自然となくなっていったので、それまでの辛抱でした。
入眠部解散
自分で入眠できるという当面の目標は、ほぼ1週間で達成されました。
笑顔は取り戻され、生後3カ月の直前には「あはははははははははっは」と声を立てて笑い始めました。
入眠部、解散!
※ その後、保育園に入るまで1年近くパパと散歩は続きました。
最後にもうちょっと。
家族、しかもものすごく小さい人が増えてしんどいのは当たり前だと思います。
が、
しんどすぎるのは間違っていると、切に思う。
何か状況打破できるすべはないか、なんでもやってあげてほしいです。
あきらめずに。
自分で無理なら人にやってもらってください。
赤ちゃんだからいつも泣いているのは当たり前ではないです。
個人個人の性格はあるので、泣き虫の子もいるとは思いますが、必ず笑顔があります。
赤ちゃんは小さい「人」です。
赤ちゃんっていう新種の生物ではありません。
大人と同じように不機嫌には、きっと原因があります。
大人と同じようにできることもたくさんあります。眠りはそれの最たるだと思います。